本日、補聴器をお渡しさせて頂いたお客様は、デフサッカー選手の久住呂文華さん
久住呂選手は福岡の大学サッカー部に所属しながら、デフサッカー女子日本代表候補として、文武両道の多忙な日々を送っています
今回、総合支援法による補聴器支給の申請と合わせて、授業で講師の指導を充分に聴きとるために、「ロジャーシステム」の特例補装具申請が不可欠でした
「必要性を主体的に、また客観的に説明、実証、訴える必要」がありました
しかしながら、福岡で寮生活を送る久住呂さんには、そのために要する時間にも制約があり、また様々な壁がありました
セルフアドボカシーは元より、補聴器メーカーフォナックの担当者様、イヤモールド製作者様、自治体福祉課担当者様…多くの方の協力によって、この度補聴器とロジャーシステムの支給に漕ぎ着くことが出来ました
ここであらためて、心よりお礼申し上げます
今年4月に合理的配慮の提供が義務化されました
が、今回の事例に要した時間、労力、ご協力下さった方々のご尽力を思うと、現実的かつ効率的運用にはまだ課題がある様に感じます
当店のお客様の中には、この壁を乗り越える事を諦めてしまう方もおられます
「当たり前に」合理的配慮配慮が提供されるよう、今回の案件が成功事例になり拡大する事を切に願います
来年はデフリンピック2025が東京で開催されますね
デフアスリートの皆様のご活躍を心より期待し、応援しています!